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難消化性デキストリンは血糖値を下げる効果はあるの? 副作用は大丈夫?

血糖値を下げる効果が期待できる食べ物や飲み物と言えば、いくつか代表的なものが挙げられますよね。

その中に、「トクホ飲料」「トクホ商品」などと呼ばれているものもありますが、トクホ認定されている商品の中には、「難消化性デキストリン」というものを含むものがあります

ですが、この難消化性デキストリンを含んでいるトクホ飲料としては、お茶をはじめ、なんとコーラなどもトクホ認定されている商品があるのです。

お茶はなんとなく健康に良い感じがしますが、コーラ?!と疑問に思った方もおられるのではないでしょうか。

「難消化性デキストリン」とは一体どのようなもので、血糖値を下げる効果は期待できるのか、また、副作用などは問題ないのかどうか、チェックしていきます。

 

難消化性デキストリンとは?

難消化性デキストリンとは、水溶性の食物繊維の一種で、消化しづらいデンプンのことを指します。

少しややこしい話になりますが、数個のαグルコースが多糖の単位を繋げている構造によって、分子量の大きな別の化合物が生成されている物質の総称が、デキストリンです。

この難消化性デキストリンは、食物繊維不足を補うためのものとして、トウモロコシから作られています。

今までは、「消化されないという部分で役に立たないもの」とされていたのですが、有用性が分かるようになってから生産されるようになりました。

 

発見したのは、松谷化学工業の研究者

難消化性デキストリンが発見されたのは、1988年のことです。
松谷化学工業の研究者によって発見され、パインファイバーとして製品化されていました。

トクホ(特定保健用食品)の認定素材として認められたのは、1992年のことです。

 

トクホ認定されている効能とは?

難消化性デキストリンが国に認められている効能については、どのようなものがあるのでしょうか。

  • お腹の調子を整えます(調整効果)
  • 糖の吸収を穏やかにします(血糖値上昇抑制への効果)
  • 血中中性脂肪が高めの方の食生活改善(脂肪への効果)

 

難消化性デキストリンには、このような効能が認められています。

特定保健用食品の審査を行うにあたり、有効性および安全性の各要件ごとに、医学的・栄養学的に根拠となる資料を提出する必要があります。

つまり、トクホ認定を受けているお茶やコーラは、このような効能があると、国から認められていることになります

 

難消化性デキストリンの5つの効果とは?

難消化性デキストリンには様々な効果が期待できることが報告されています。
その範囲は広く、主に以下のような効果が期待できます。

1.ダイエット効果
2.血糖値を下げる効果
3.内脂肪を減らす効果
4.便秘を改善する効果
5.お腹が空きにくくなる効果

 

ダイエット効果

難消化性デキストリンには、食後の中性脂肪の上昇を抑えるという働きもあることが確認されています。

食事とともに摂取することで、食事に含まれている脂質の吸収を遅らせることができ、その結果、食後中性脂肪の上昇が穏やかになります。

参考・参照:難消化性デキストリン配合茶飲料の脂質摂取後の血清中性脂肪上昇抑制効果

 

中性脂肪(贅肉)が蓄積されすぎると、お腹などがぶよぶよになり、肥満の原因となりやすくなります。
ですが、中性脂肪が蓄積されにくくなれば、運動や食生活を見直すことで痩せることが可能になります。

つまり、難消化性デキストリンにはダイエット効果が期待できるということです。

脂っこいものや脂肪分の多いものをよく食べるという方にも、とても嬉しいポイントと言えます。
もちろん即効性があるわけではありませんが、少しずつ効果を発揮してくれます。

 

血糖値を下げる効果

難消化性デキストリンには、血糖値を下げる効果が期待できます。
糖尿病の方や糖尿病予備群の方にとって、血糖値コントロールはとても重要な意味をもっています。

炭水化物(糖質)が多く含まれている食べ物と一緒に難消化性デキストリンを摂取することで、食後の血糖値の上昇を穏やかにすることができます。

参考・参照:日本栄養・食糧学会誌、46,131-137(1993)

 

血糖値は食事から糖質を摂ることで上昇し、それにともなって膵臓がインスリンを分泌します。
インスリンがブドウ糖に働きかけることで細胞内に取り込まれ、そこからエネルギーへと変化していきます。

インスリンは体内で唯一、血糖値を低下させることができるホルモンです。
そのため、できるだけ大切に扱われるべき存在と言えます。

たくさんのインスリンを無理やり分泌させなくてはならない状況にならないように、難消化性デキストリンが働きかけてくれることで、膵臓の疲労も軽減することができます。

血糖値が下がりやすくなれば、血中のブドウ糖が血管を傷つけてしまうことも少なくなり、糖尿病の合併症なども予防していくことが可能になります

 

内脂肪を減らす効果

そして、難消化性デキストリンには、内臓脂肪を減らすという効果も期待できます。
メタボリックシンドロームという言葉をご存知ない方はおられないくらいに浸透している「メタボ」は、内臓脂肪症候群と言います。

内臓脂肪が蓄積されることによって、動脈硬化・糖尿病・高血圧などの生活習慣病になりやすくなります。

難消化性デキストリンを食事とともに摂取し続けることによって、内臓脂肪面積が減少したという報告があります

参考・参照:肥満研究 【Vol.13 No.1 2007】

 

即効性があるわけではありませんが、飲み続けることでこのような効果を得ることができるというのは、とても嬉しい点です。

 

便秘を改善する効果

さらに、難消化性デキストリンには、便秘を改善する効果も期待できます。

難消化性デキストリンには水溶性食物繊維なので、水分を抱え込んで保持するという性質があるため、便が柔らかい状態を保ちながら便量を増やします。

そして、便が腸内を通過する時間を短縮させてくれるという働きがあるため、便秘を改善しやすくなるのです。

便秘が続くと体調が悪くなりがちで、お腹が重く気分までどんより暗くなってしまう方は多いと思います。
ですが、難消化性デキストリンに調整作用があるため、お腹の調子も良くしていくことが可能です。

もう1つ驚くべき点が、軟便にも効果を発揮するということです。
便秘で悩んでいる方だけではなく、軟便で悩んでいる方の場合でも、正常な硬さの便にしてくれるため助かります。

 

お腹が空きにくくなる効果

そして最後に、お腹が空きにくくなる効果というものも期待できます。
血糖値の上昇を抑制してくれる効果とともに、空腹感も抑制することが可能になります。

血糖値が急上昇することで食欲が高まるのですが、それがなくなるためお腹が空きにくくなるのです。

また、先程述べたように、難消化性デキストリンには水分を吸収して保持するという働きがあるため、胃の中で膨潤することで満腹感を長持ちさせることができます。

これもまた、先程のダイエット効果に通ずるものがあります。

 

食物繊維は血糖値の急激な上昇を穏やかにする

難消化性デキストリンは、食物繊維だとご説明しました。
粘度が高い水溶性食物繊維は、胃から腸に食べ物を移動させる速度と、腸(小腸)で糖質を消化する速度を遅くしてくれます。

そのため、糖の吸収スピードが穏やかになることで、食後血糖値が急激に上昇するということを抑えることが可能なのです。

血糖値の上昇が穏やかになることで、インスリンを無理矢理分泌する必要もなくなりますし、糖尿病の悪化を予防することも期待できます。

 

難消化性デキストリンの副作用は大丈夫?

難消化性デキストリンがとても凄い食物繊維の一種であることが、お分かりいただけたかと思います。
この難消化性デキストリンがいくら万能だとしても、気になるのはその副作用なのではないでしょうか

期待できる効果自体は身体に良いといっても、やはり副作用などの心配があるものを摂取し続けることはできません。
難消化性デキストリンは安全なのか、チェックしていきましょう。

 

難消化性デキストリンは安全です

難消化性デキストリンは、トウモロコシから作られている水溶性食物繊維(デンプン)です。
危険なものから抽出・分解されているわけではありませんので、普通のデンプンと特に変わりはありません。

古くから食品に利用されてきたことや、特定保健用食品として認められていることからしても、安全性が高いものと言えます。

アメリカの米国食品医療品局(FDA)では、1日の摂取量に上限を設けていないほど、安全面において信頼されている素材なのです。
もちろん厚生労働省の特定保健用食品に認められているという点でも、信頼されていると言えます。

難消化性デキストリンを摂取しすぎて病気になったり、血圧などの異常がみられるようになったりということは報告されていません。

ただし、摂取しすぎてしまうとお腹が緩くなり下痢になることがありますので、その点だけは注意するようにしてください。

 

難消化性デキストリンさえあれば、トクホ飲料を買う必要がないって本当?!

ここまで難消化性デキストリンについてご説明してきたのですが、いかに優れているものなのかがお分かりいただけたかと思います。

この難消化性デキストリンが含まれているトクホ飲料(お茶など)を購入して毎日・毎食時に飲んでいれば、血糖値コントロールが少しは楽になるのでは?と思った方もおられるのではないでしょうか。

確かに毎日・毎食時に難消化性デキストリンが含まれているトクホ飲料を飲んでいれば、血糖値に変化が見られるようになるかもしれません。
ですが、トクホ飲料を毎日・毎食飲むためには、かなり高い費用がかかってしまいますよね・・・

即効性があるわけではないため、続けていくためには続けやすい価格であることも重要になります。

 

トクホ飲料は割高・・・

トクホ飲料にも様々なものがありますが、それぞれの価格を見てみましょう。

とあるトクホ飲料のお茶の場合、350ml×24本で4,031円となっています。
これを毎食ごとに飲んでいては、とてもじゃありませんがとんでもない価格になってしまいます。

とあるトクホ飲料の、別のお茶の場合、500ml×24本で4,147円となっています。
こちらは500mlとなっていますが、それでもはやり毎食ごとに飲むことを考えると割高であることは否定できません。

 

それなら、粉末で購入してしまおう!

トクホ飲料は割高だということで、「高いお金を払わなくては難消化性デキストリンを摂取することはできないのか」とがっかりした方もおられるかもしれません。

ですが、そんな方に朗報です!

実は、難消化性デキストリンが粉末で販売されているのです。
Amazonなどでも販売されており、価格はなんと、400gで864円とかなり安いです。
難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)400g(微顆粒品)【ヘルシーカンパニー】

 

この価格であれば、毎日飲み続けるとしても無理なく続けられそうだと思いませんか?

 

トクホ飲料ではなく粉末で購入することのメリットは?

トクホ飲料ではなく、難消化性デキストリンを粉末で購入することにはいくつかのメリットがあります。

1.粉末だから好きな飲み物に溶かすことができる
2.食べ物に入れてもOK
3.味や見た目が変わらないので摂取しやすい
4.500mlあたりに5g程度を溶かせば、864円で80回分程度もある

 

このように、長く続けていくための購入しやすい価格、飲みやすさ、摂り入れやすさがポイントです。

トクホ飲料を購入するよりもお得になりますし、好きな飲み物や食べ物に入れることができるというのは大きなメリットと言えます。

少し大げさかもしれませんが、難消化性デキストリンの粉末を入れることで、自宅で簡単にトクホ飲料が作れてしまうということになります。

健康を維持するため、糖尿病の血糖値コントロールを行いやすくするため、一つの方法として覚えておくと良いのではないでしょうか。

 

まとめ

確かに、トクホ飲料を飲み続けることで、血糖値が下がりやすくなるかもしれません。
ですが、飲み続けるためにはそれなりの費用が必要となってきます。

糖尿病治療にかかる費用などを踏まえると、あまり高い費用を用意することができないということもあるのではないでしょうか。
そのような時に、難消化性デキストリンの粉末を使用することで、少しは負担が軽くなります

バランスの良い食事としっかりとした運動を続けていくとともに、このような補完的なものを使用することもおすすめです。

 

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